« January 2009 | メイン | March 2009 »
●六次の隔たり&記憶の隔たり
February 26, 2009
皆様ご機嫌いかがですか?
僕は現在白耳義そして欧州の首都ブリュッセルにおります。
4月に待望の日本ツアーを控えているBlack Light Orchestraのメンバー、ヤニック及びエリックと昨夜飲んでいて凄い事を発見してしまいました。
一ヶ月程前にエリックは偶然、彼にとって初めてのガール・フレンド、ジャンヌと十数年ぶりにばったり再会したそうです。
「今、幸せかい?」みたいな事を色々話しているうちに現在のバンドの話になりエリックはジャンヌに今度日本へ3回目のツアーに行く事を告げました。
「そもそもどういった経緯で日本に行くようになったの?」
「バンマスのダニエルが昔ロンドンで一緒にバンドをやっていたケンって友達が東京にいるんで最初はそのつてで日本に行ったのさ」
「......................」
「(低い声で)どうしたの?」
「ありえない!」
「何が?」
「私、多分その"ケン"って人、あなたと出会う前に出逢って知ってるかもしれない...」
で、その「ケン」なる人物の特徴を色々照会してみるとどう考えても同一人物だという結論に達した訳です。
今から14年前の1995年、小生が桐野美弥子に住んでいた頃、友達の紹介でキャロリンというとっても夢見がちなフランス人の女の子と仲良くなりました。ホント、一時期は毎週逢っていたと思うのですが、そのキャロリンの友達に綺麗な蒼い目でちょっとデビュー(整形)前のノーマ・ジーン・ベイカーに似た17才のベルギー人の女の子がいたのです。この子が何を隠そう「ジャンヌ」だったんです!
この二人は凄く仲が良く、しょっちゅう皆で逢ってたんですが結局皆倫敦を離れてからなんだかんだで疎遠になってしまっていたのです......
***
この晩は白耳義ビールを飲みながら走馬燈の如く色々な思い出が甦ってきましたね〜
キャロリンが「この本は貴方の人生を変えるわよ」といって誕生日プレゼントにくれたのが「星の王子さま」。実際人生が変わりましたヨ。
う〜ん「思い出〜がい〜っぱ〜い♪」
そんなこんなで話が盛り上がって気が付けば夜中の3時。翌日(つまり今日)は皆で車で花の都巴里に行ってBLOのライブを観るという事で「じゃ、あと7時間後に!」といって別れ、今お世話になっているミミちゃんと千鳥足で家路につきました。
翌朝(今朝)は8時前に起きたのですが、怒濤の二日酔い!倫敦での一夜に続きまたまたトイレにかけこんでXXXX(検閲)という悲惨な状態。このまま4時間も車に乗って巴里とは.....と絶望的な気分。
ところが絶対に時間通りには来ないとは踏んでいたものの約束の時間を1時間過ぎてもお迎えは来ず、「どうしたんだろう?」と思っていたところにブラック・ライト・オーケストラのバンマス件ドライバーのダニエルから電話が:
「実は伝えなければならない事がある...」
「何?」
「本当に済まないと思っている...」
「どしたの?」
「実はもう巴里に向かってしまっているんだ。」
「なるほど...」
「今高速に乗ってるんだけど、つい今さっきまで君を乗せて行く事をコロっと忘れていたんだ!もし巴里に来るなら電車賃払うから電車で来たら?」
「........ いや、実はある意味その方が有り難いよ。二日酔いが最悪なんでブリュッセルにいた方がいいや」
「OK。もし気が変わったら来てね」
前の日に晩飯も一緒に食べていたというのに普通ならありえない記憶の途切れ方。でも彼をよく知っている人でしたら特に驚きもしないでしょう。ミミちゃんは「ありえない!」と激怒しておりましたが、僕は「セ・ラ・ヴィ!」の一言でおしまい。悪気がこれっぽっちもないのは百も承知ですし、或る意味マジで文字通り胸を撫で下ろしております。そもそも巴里でライヴが終わって夜中の2時過ぎからまた車をブッ飛ばしてブリュッセルに戻りそのまま空港行って朝の飛行機に乗るという企画自体が狂気じみていましたから...
そんな訳で本日はブリュッセル1日ボーナス滞在。明日は太陽を求めてリスボンに旅立ちます!


