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November 20, 2007

●絶滅危惧種指定: 自由(生息地域 - 全世界)

成田で外国人の指紋採取開始

昨年米国に行った時、有無を言わさず指紋と写真を盗られて「何と無礼な!」と憤慨した記憶がまだ生々しいです(この下りは過去の日記"エントリー: 晴〜れた空〜♪そ〜よぐ風〜♪"を御参照)。この指紋搾取の何が嫌なのかと言いますとこれは人権、そして司法システムの原則であるべき:

Innocent until proven guilty(罪が確証される迄、人は無罪)

ではなく

Guilty until proven innocent(無罪が確証される迄、人は有罪)

だからなのです。
(日本の警察は既に後者のようなのでその点では時代を先取りしているとも言えなくもないですが)。

この度日本でも外国人の指紋採取が開始されるという事で自分の国に対する恥辱心と怒りがモーレツに込み上げてきました。が、しかし感情的になっても仕方がないので少しだけ落ち着いて徒然なるままに...

「テロリストの入国阻止」と宣っていますが、日本より遥かに危険度が高く、実際に攻撃も受けている英国や別の意味でテロ活動が活発な仏蘭西でさえ導入していないこんな物がどうして日本に必要なのか?これは恐らく有事の際に「誠に遺憾ではありますが政府としては予めこういった対策を設けて出来るだけの事はやった」という「言い訳の逃げ道」を作っておきたいからではないかと察します。あと「米国でも導入しているから我国でも」とかいった理由にもならない理由もあるでしょう。この「国際水準に合わせる(説明不要でしょうがここでいう"国際"というのは"米国"という意味)」というのは要するに対外的に体裁を良くするという事で、最近流行りの「路上喫煙禁止」から古くは「売春禁止法」、元を辿れば「民主主義政治」に至る迄全て日本民族が自分達で物事の原則に基づいて論理的に議論された挙句決定されたものではなく、「そうしないと一流国の仲間入りが出来ない」或は「(自称)一流国として恥ずかしい」といった全く本質というものが欠落した「観念」であるが故、欠陥だらけで殆ど機能していないシステムになっているのです。今回の「成田で外国人の指紋採取(これって成田だけって事?)」も同じく本質なき愚かな、そしてなにより血税の無駄遣いのシステムだと心より思います。因に血税の無駄遣いといえば今回の出入国管理システム業務は米国政府が日本政府に「日米共通化」圧力をかけた挙句、日立の予定だった業務を米国のアクセンチュア社に業務横取りされたらしいですね。この下りは日本政府のやる事なんで一ミリも驚きませんが。何不自由なく育った世襲制議員に「貴方が歩いている赤いカーペットの掃除だってコンビニで夜勤とかをしている人達の税金によって賄われているんですよ」と言っても心から理解出来ないのは当然でしょう。

最後にこういった規則の一番嫌なのは一度作ってしまうと年月が経って皆が慣れてしまった後は撤廃するのがほぼ不可能になってしまうという点なのです。最近では田舎の駅でさえ「テロ対策」と宣ってゴミ箱を撤去していたりしていますが「自意識過剰だな」と笑ってしまう反面、地球上で今最も絶滅の危機に瀕しているのはクジラやトキじゃなくて「自由」なんじゃないか?っていうかもしかしたらもう一部地域では絶滅しちゃったんじゃないだろうか、とも考えるある朝でした。

そういえば寒くなりましたね、お元気ですか?

コメント

古都も寒くなりました。
Kenさんに政治、経済ノ授業を受けたく想いまする。

ガクセイさん、11.12 に流されたとYOU ビデオがup。みましたっ

Kenさま、今日は。海外旅行に33年も行ってない私です。当時・成田も無く羽田が世界の玄関口でした。古!古!古! 
さて外国人の指紋採取ですが 私はテロ対策よりも 外国人犯罪者の入国が阻止出来るのではないかと期待しています。海外の犯罪者がこっそり日本に来て 帰宅途中の小学生低学年の女の子を殺害した事件が ありましたが、これからは こういう痛ましい事件が 幾分か防げるのではないかと、、、
鳩山法務大臣が 以前から日本にアルカイダが 大勢入り込んでると 日本の各省に力説していても 平和ボケで無反応で取り合ってくれなかったと お嘆きのようですのに、外国人指紋採取開始とは 何か食い違います。やっぱりアメリカの圧力説が 説得力有りますよね!
日本も不自由な点も有りましょうが、まだまだもっと超爆不自由な国々もある事だし~
私達の意思を表す機会である「選挙」で
1票を無駄にせず 小さな幸せを見つけて
徒然なるままに、、、
寒くなってきました。インフルエンザが早々と活動しているとの事で 早速ワクチン予防接種をしました。
Kenさま、みなさま、御気お付け下さいませ。

入国の問題で最近気になるニュースがありました。仏国では、移民政策の一環として家族の呼び寄せの際にDNA鑑定を導入する法案が可決されたというものです。京大の研究チームがiPS細胞の開発に世界に先駆けて成功したようですが、遺伝情報を個人情報として政府が管理するような世の中になるのかと少し不安を感じました。細胞の初期化、クローン技術、DNAの優劣など日本のアニメーションにあるような近未来な話を、現実的な問題として考えなければなりませんね。あと以前番組でも取り上げられたと記憶しているのですが、諫早湾の干拓事業が完成し来春から営農が始まるそうです。不透明な国の政策という点で今回とダブります。自然環境の回復は規則の撤廃と同様に困難ですし、地元の人々との話し合いを含めた抜本的な見直しが必要ではないかと思います。